News Archivesお知らせ
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境野翔准教授がIEEE IES Best Conference Paper Awardを受賞システム情報系知能機能工学域の境野翔准教授が、IEEE IES Best Conference Paper Awardを受賞しました。この賞は2021年にIEEE Industrial Electronics Societyで発表された全カンファレンス論文において最も優れた論文に対して与えられるものです。 受賞対象論文 Sho Sakaino: “Bilateral Control-Based Imitation Learning for Velocity-Controlled Robot,” in Proceedings of the 30th IEEE International Symposium on Industrial Electronics, pp. 1-6, 2021.
- 原 弥麻人さんが情報処理学会 データベースシステム研究会学生奨励賞を受賞 知能機能システム学位プログラム博士前期課程2年の原 弥麻人(延原 肇准教授指導)が、情報処理学会 データベースシステム研究会学生奨励賞を受賞しました。 問合先:延原 肇 知能機能システム学位プログラム
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藤冨卓さんがMIRU学生奨励賞を受賞知能機能システム学位プログラム博士前期課程2年の藤冨卓氏(亀田能成教授指導)が、画像の認識・理解シンポジウムMIRU2022においてMIRU学生奨励賞を受賞しました。 問合先:亀田 能成 知能機能システム学位プログラム
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PRESS RELEASE: Rapid and Flexible Finger Prostheses Made with a 3D PrinterResearchers at the University of Tsukuba create a new method to fabricate finger prostheses with 3D printing technology. Finger amputation is the most common amputation of the limbs. However, prostheses for patients with finger amputation are frequently excluded from the support of social and welfare programs. Researchers at the University of Tsukuba and the University of Tsukuba Hospital address this issue by fabricating finger prostheses with consumer-level digital fabrication tools such as desktop 3D scanners and 3D printers. The method they devised enables the creation of prostheses that match the shape and contour of the recipient’s remaining fingers and limb with very low cost and a very short waiting time. […]
- 入試Q&A 以下にQ&Aを記載いたしますが、正確な情報については当該年度の募集要項および本学位プログラム入試情報ページをご参照ください。 入試出願に関する質問 Q. 出願資格・推薦要件・出願の流れについて A. 大学院募集要項に出願資格・推薦要件・出願の流れが記載されています。 現在公開されている最新の募集要項は以下のリンクで公開されています。 大学院募集要項(システム情報工学研究群) Q. 前期推薦入試と前期一般入試の違いについて A. 大学院募集要項 大学院募集要項(システム情報工学研究群) の出願資格にあるように、推薦入試は優秀な成績を収めていること、合格した場合には入学することを確約できることが出願条件です。一般入試はそのような制約はありませんが、8月実施の一般入試では成績証明書の点数も評価対象となります。 Q. 社会人入試と一般入試のどちらを選ぶべきか A. どちらの入試を受けるかは募集要項に書かれた出願資格をご確認いただき、必要に応じて教員とも相談の上、ご自分で判断いただくことになります。なお、在職のまま入学を希望される場合は、入試の違いだけでなく、入学後の履修計画(長期履修制度などのオプションもあります)についても教員とご相談ください。 Q. EMPとIMISの併願について A. 推薦入試は合格した場合には入学することを確約できることが出願資格となりますので、併願はできません。一般入試は現時点で制限を設けておりませんので併願は可能です。同じ8月実施に両学位Pを受験する場合は、受験料は学位プログラムごとにそれぞれ必要です。 Q. 志望研究室との打ち合わせの必要性 A. 本学位プログラムでは志望研究室での研究テーマや研究方針等がご自身のご希望とマッチしていることを相互確認した上で受験していただくため、出願前に志望する指導教員の受験承諾を得ていることを必須としています。コンタクト方法や打ち合わせの内容は志望する指導教員により異なるため、各教員の研究室のHP等で公開されているコンタクト方法の指示に従って早めにコンタクトください。 教員一覧 Q. 連携大学院の研究室について A. 連携大学院方式で産業技術総合研究所の以下の研究室に所属して研究することができます。 連携大学院教員一覧 詳細は各教員にお問い合わせください。 Q. 研究計画の内容について A. 現在公開されている最新の入試の情報は以下のリンクに掲載されています。 前期・出願に必要な情報の入力(7.Web入力及び出願書類の研究計画の項目を参照) 後期・出願に必要な情報の入力(7.Web入力及び出願書類の研究計画の項目を参照) Q. 研究計画の助言はしてもらえるか A. 受験承諾を得る上で、研究計画についても志望する指導教員との相談が必要です。志望する指導教員に早めに相談してください。 Q. 大学3年次編入者の成績(推薦要件における「出願時までに習得した単位」の対象期間)について A. 下記リンクの成績証明書の項目を参照してください。 前期・出願に必要な情報の入力(7.Web入力及び出願書類の成績証明書の項目を参照) なお、推薦入試におけるA率の計算では、高専4・5年+大学3(・4)年の出願時までの成績が対象となります。 Q. TOEICやTOEFLなどの外部英語検定試験のスコア票は試験後返却されますか? A. 提出いただいたスコア票は返却しません。大学院入試における外部英語検定試験のスコア票の取り扱いについては、入試募集要項も確認してください。 Q. 推薦入試が不合格だった場合、一般入試を受けることは可能ですか? A. 受けられます。出願書類は再度提出し直すことになります。 口述試験に関する質問 Q. 口述試験の方法について A. 本年度もしくは昨年度の情報が以下のリンクに掲載されていますので参考にしてください。 前期・推薦入試(7月実施)当日の注意について 前期・一般入試(8月実施)当日の注意について 前期・一般入試(1-2月実施)当日の注意について 前期(社会人特別)後期(一般/社会人特別)・入試(8月実施)当日の注意について 前期(社会人特別)・入試(1-2月実施)当日の注意について 後期(一般/社会人特別)・入試(1-2月実施)当日の注意について Q. 前期の数学試験の難易度や過去問、勉強方法について A. 本学位プログラムでは2年間で課程を修了するための基礎学力として数学の能力を重要指標と考えているため、数学の試験を実施しています。 数学の出題範囲は以下のとおりです。 https://www.imis.tsukuba.ac.jp/archives/590 上記以外の情報は、過去問を含め、公表していません。 Q. プレゼンテーションの評価について A. 本年度もしくは昨年度の情報は以下のリンクに掲載されています。 前期・推薦入試(7月実施)当日の注意について(1. 個別面接についてを参照) 前期・一般入試(8月実施)当日の注意について(4. 口述試験②~を参照) 前期・一般入試(1-2月実施)当日の注意について(4. 口述試験②~を参照) 前期(社会人特別)後期(一般/社会人特別)・入試(8月実施)当日の注意について(3. 口述試験について を参照) 前期(社会人特別)後期(一般/社会人特別)・入試(1-2月実施)当日の注意について(2. 口述試験について を参照) Q. TOEICの点数の目安について A. 入試委員会として、TOEICの点数の基準は公開していません。前期推薦入試の推薦要件①にあるTOEIC Cランク相当(470~730点)以上であることが一つの目安になると言えますが、受入れ研究室により必要な英語力が異なりますので、志望する指導教員にも相談してください。 新型コロナウイルス感染症関連について Q. 新型コロナウイルス感染症による入試への影響について A. 博士前期課程(推薦・一般入試)については4月当初の時点では学内にてオンサイト試験を実施予定です。博士後期課程については一般、社会人ともにオンラインにて入試を実施します。今後の状況次第では変更の可能性もあります。変更についてはWebサイト等で案内しますので、随時、Webサイトをご確認ください。 募集要項のページの「お知らせ」欄 Q. TOEICの得点は入試の得点に反映されるか、また未受検の場合どうなるか A. 後期内部進学および後期社会人特別選抜以外は、外国語の得点として評価します。 未受検の場合は外国語の科目が欠席扱いになりますので、早急に受検してください。2022年度実施入試から出願書類郵送時にスコア票も提出が必須となりました(2021年度までは受験時までに提出)ので、ご注意ください。 Q. 教員とのコンタクトの取り方、研究室訪問について A. 志望する指導教員により異なるため、教員のHP等で公開されているコンタクト方法の指示に従ってください。なお出願の際には、出願に対する教員の承諾が必須です。 […]
- プレスリリース: GPSの使えない水中で高精度に位置を計測する超音波測位システムを開発 近年、建設作業の生産性と安全性を向上させるため、無人化施工技術の開発が進められています。特に自然環境の影響が厳しい水中では、建設機械を水上から遠隔操縦する技術の開発が進められており、その実現には、建設機械の位置情報を精度よく安定して把握することが不可欠です。陸上や海上では電波を用いた全地球測位システム(Global positioning system; GPS)が活用できますが、水中では電波が届きにくいため、深海探査などで活用されている超音波による測位システムを応用しています。しかし、浅海域や港湾部などでは、海面・海底・構造物などで超音波が多重反射しやすく、既存の水中超音波測位システムでは、安定した測位を実現することが困難でした。 本研究グループは、測位に不要な反射波を排除する信号フィルタリング技術を有する、新しい水中超音波測位システム(水中版GPS)の開発に取り組み、水深や構造物の有無による影響を受けず、安定かつ精度良く計測できる、新しい超音波測位システムの開発に成功しました。このシステムは、水中作業用建設機械の遠隔操縦技術に活用できるだけでなく、水中ドローンを利活用したインフラ点検の効率化や沿岸パトロール業務、水産分野への応用など、水中IoTの実現に貢献することが期待されます。 PDF資料 プレスリリース 研究代表者 筑波大学システム情報系 海老原 格 准教授 あおみ建設株式会社 技術事業本部 技術開発部 吉原 到 副部長 関連リンク システム情報系
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2023年実施入試における英語スコアに関する補足2023年実施入試を受験予定の方へ 有効なスコア票には幾つかの種類があり、申込からスコア票が届くために要する日数もそれぞれ異なります。 有効な英語スコアをお持ちでない方は、各団体のホームページ等をご確認のうえ早めの受験をお勧めします。なお、2022年実施入試からスコア票は出願時に提出が必要となりましたのでご注意ください。 詳細は募集要項をご確認ください。 知能機能システム学位プログラム入試委員会
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令和3年度 退職教員への花束贈呈令和4年3月1日、年度末に引退した大澤先生に花束を贈呈しました。 知能機能システム学位プログラム教育会議において、小さな式典が行われました。
- プレスリリース: 歪み画像を用いるパスワードシステムを提案~個人の記憶を活用して盗み見が不可能に~ 日常生活において、パスワードによって個人認証をするサービスがたくさんあります。パスワード以外の個人認証システムとして、画像認証を用いるものもありますが、いずれも盗み見の危険性があります。これを防ぐために、これまで覚えづらい画像を用いる個人認証システムがいくつか提案されているものの、スクリーンの録画攻撃を防ぐことは困難です。 そこで本研究では、歪み画像を用いる個人認証システムEYEDi(Estimating Your Encodable Distorted images)を提案しました。これにより、たとえパスワード入力画面を録画されても、盗み見を防ぐことが可能になります。 EYEDiは、ユーザーが用意した画像に画像処理フィルターを適応して歪んだ画像を生成します。ユーザーは、記憶に基づき、多くの歪んだ画像から自分が用意した画像を選択することで個人認証を行います。この歪み画像は元に戻すことができない上、歪みの強度が調整可能なので、元の画像を知っている正規ユーザーのみが判別できます。また、一つの画像から何通りもの歪み画像を生成することができるため、スクリーンを録画されても、盗み見の心配がありません。 本システムの有効性を検証するため、既存手法とEYEDiを用いて、20名の参加者が、3種類の攻撃(肩越し撮影、カメラ録画、スクリーン録画)を、それぞれ300回実施し、正規ユーザーと攻撃者の分類誤り率を調べたところ、EYEDiの方が優れていることが分かりました。特に、最も深刻な脅威モデルであるスクリーン録画に対する高い防御性能が示され、EYEDiは、スクリーンショット攻撃者の排除に効果的であることが明らかになりました。 PDF資料 プレスリリース 研究代表者 筑波大学システム情報系 善甫 啓一 助教 関連リンク システム情報系
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プレスリリース: ロボットやAIの発話に「重み」を付与〜聞き手が感じる真剣さが高まり、怒りが抑制されるロボットやAIスピーカーなど発話機能を持った製品が普及してきました。しかし、こうした機械の発話音声は、人の声と比べると平坦で、メッセージに「重み」を感じないという声もあります。ロボットやAI技術は今後も社会に浸透していくことが予想されますが、大事な内容を伝える場面では、そのメッセージの表出力を高め、聞き手により重みを感じさせる技術が求められていました。 そこで、本研究チームは、小型ロボットの内部に重りを組み込み、ロボットの発話に合わせて重りを動かすことができる機構を開発し、2020年に発表しました。ユーザーはロボットを手に持つことで、発話に合わせたロボットの感情や意図を内部重りの動きから感じ取ることができます。 本研究では、この機構を備えたロボットが話し相手に与える影響を初めて調査しました。実験参加者には、あらかじめ用意された対話シナリオ(知人が待ち合わせに遅刻する)により、怒りを覚える状況をイメージしてもらい、そこでこのロボットと対話してもらいました。94人の実験参加者から得られたアンケート調査結果から、発話に合わせて内部重り運動が提示された条件では、発話のみが提示された条件と比べ、ロボットに対して感じる真剣さの度合が有意に高まることが分かりました。さらに、前者の条件では後者の条件と比較して平均23%の怒り抑制効果が確認されました。それと同時に、遅刻した相手に対する許しの気持ちも高まることが実験結果から示唆されました。 本研究で開発・検証された技術は、人間がAIやロボットと親密にコミュニケーションしていく社会や、そうした技術を介して人と人がコミュニケーションしていく社会において、「想い」や「感情」などの要素を効果的に伝達することに役立つと期待されます。 PDF資料 プレスリリース 研究代表者 筑波大学システム情報系 知能機能工学域 田中 文英 准教授 システム情報系